オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

2014年 8月20日新着

1.BREAD 「Anthology Of Bread」
2.DAVID GRAY 「Life In Slow Motion」
3.TIM HARDIN 「The Best Of Tim Hardin: 20th Century Masters/The Millenium Collection」
4.トム・ウェイツ 「ブラック・ライダー」
5.WARREN ZEVON 「Sentimental Hygiene」
6.RICKIE LEE JONES 「Pirates」
7.BLUES TRAVELER 「Suzie Cracks The Whip」
8.DAVID LINDLEY AND EL RAYO-X 「Win This Record!」 
9.JOHN HIATT 「Bring The Family」
10.ブルー・マウンテン 「テイルズ・オヴ・ア・トラヴェラー」
11.JASON & THE SCORCHERS 「Clear Impetuous Morning
12.SLAVEK HANZLIK 「Summer Solstice」
13.TEXAS TORNADOS 「Texas Tornados」
14.TEXAS TORNADOS 「Hangin' On By A Thread」
15.FLACO JIMENEZ 「Partners」
16.SIR DOUGLAS QUINTET 「Day Dreaming At Midnight」
17.ドクター・フィールグッド 「クラシック」
18.GRAHAM PARKER AND THE RUMOUR 「Squeezing Out Sparks」 
19.スクイーズ 「プレイ」

本日、シンガー・ソングライター、
アメリカン・ルーツ・ロック、パブ・ロック・コーナー関連の
新着&再入荷分を計19枚、
新着コーナーにアップしました。
どうぞよろしくお願い致します。

先週の木曜日は実に11年ぶりに、
映画館に行ってきた。
映画館で映画を観たのは、
「24アワー・パーティ・ピープル」以来で、
結局、この仕事を始めてからというもの、
自分の趣味を仕事にしたようなものだから、
時間が開いたら再生確認。
という感じで、
ギターも弦が切れて以降すっかり弾いておらず、
本を読むのと、
時折テレビで映画を観る以外は、
趣味的な事は一切していなかったのだけど、
ストイックに生きてきた反動か、
今年こそは毎月映画を観に行く!
と渋谷のジャズカフェ、
メアリージェーンに行った新年早々、
宣言したのだけど、
結局、時間の都合がつかないとか、
偶々観たい映画が無いとかで行けずで、
メアリーに行く度に「映画?」「いえ」と答えるばかりで、
早半年は過ぎ去ってしまい、
これでは公約違反の自民党を罵れない。
この機会を逃したら、
今年も観ないままだぞ!
と発破をかける感じで、
遂に遂に先週木曜日、
日比谷のTOHOシネマズみゆき座に、
「怪しい彼女」を観に行く。

この日、観に行きたかった映画は三本あり、
同じく韓国映画の「ソウォン/願い」と、
ドキュメンタリーの「アクト・オブ・キリング(全長版)」か迷った末、
へヴィーな内容はキツそうという当日の気分で、
「怪しい彼女」に決定。
銀座線銀座駅C1出口より映画館へと向かう。
昔は京橋にはテアトル東京があり、
銀座には名画座の並木座があったりで、
銀座近辺は良く行ったけれど、
日比谷方面はほとんど行っていない上に、
そもそも良く行っていたのは高校生くらいまでで、
その後は時折程度だった上に、
かなりのブランクで、
自宅仕事の引き籠り状態なので、
おのぼりさんのような気分で、
地図を頭に叩き込んで向かうと、
地下通路は長かったものの、
地上に出たら意外と迷わずに到着。
俺の方向音痴もだいぶ克服されてきたんじゃないの?
等と自己満足しながらチケットを購入。
この日はTOHOシネマズデーだったようで、
料金が1100円均一に割引で、
お盆休みなので空いているかと思いきや満席。
昼の回だったので、
軽食と飲物を売店で買い、
上映前に飲食。

Mサイズを一気に飲み切ったのがいけなかったか、
上映前にトイレに行ったにも関わらず、
どうしたことか上映開始恐らく30分くらいで、
早くも尿意が襲い始め、
大森で「ダイ・ハード2」を観た時も、
映画の中のジョン・マクレーン並みに、
現実の自分が死にそうになった事を思い出し、
俺はあの過酷な戦いを乗り越えてきたではないか!
あの死線を乗り切ったではないか!
と己の膀胱を叱咤激励。
シリーズ化する「ダイ・ハード」最新作は、
とんでもなく駄作だったようだが、
自分はこんな戦いをシリーズ化する事は望まないが、
この2度目の戦いに勇敢に挑み、
そして勝ったのであった。

絶えず横槍を入れてくる尿意に、
若干集中力を欠いたにも関わらず、
「怪しい彼女」
大変面白うございました。
「サニー 永遠の仲間たち」で、
主役のイム・ナミの高校生時代を演じたシム・ウンギョンが主演で、
今回彼女が演じるのは、
20歳に若返った70歳の老女。
ふとした切欠で若返った老女が巻き起こすファンタジー・コメディーで、
笑いあり涙ありのヒューマン・ドラマ。
吹き替え無しで挑んだ彼女の歌声の素晴らしさ(特にバラード曲は沁みた)や、
「サニー」でも既に開花していたコメディエンヌとしての魅力。
そして根底にある母と息子の物語。
母親を介護する男ならずとも号泣必至。

韓国の映画にハマッたのは、
「チェイサー」「息もできない」を観てからなので、
それ以前の作品はまだ追えておらず、
「オールド・ボーイ」も、
「殺人の追憶」も、
「シークレット・サンシャイン」も観ていないのだけど、
それでもWOWOWやムービープラスで放映されて、
観る時間がある時は極力観るようにしていて、
ここ数年の活況を目の当たりにしていて、
すっかりハマってしまった訳だが、
上記した映画のような、
へヴィーで容赦ない暴力描写等も韓国映画の魅力の一つだけど、
「サニー 永遠の仲間たち」や「ハロー!?ゴースト」、
「アジョシ」や「10人の泥棒たち」、
「建築学概論」や「素晴らしい一日」等、
観た映画観た映画、
様々なジャンルのどれも当たりで、
それも何故か何度も観たくなる魅力を、
いずれの映画も備えており、
「怪しい彼女」も同様で、
まだ観てから一週間も経っていないというのに、
もう観たい。
もう一度観たい。
一度と言わず二度、三度と観たい。
というくらいに、
中毒性がありそう。
そして漸く公約を果たし、
11年ぶりにダイ・ハードな戦いをしながらの鑑賞だったとはいえ、
映画館で映画を観たいという欲求を解消。
という訳には行かず、
まだ一週間も経っていないというのに、
また行きたい、
すぐにでも行きたい、
一度と言わず二度、三度と行きたい。
となってしまい、
もう夏休みモードも終わりなので、
今後はどう時間の遣り繰りをするかが頭痛の種だが、
次回がいつになるかは判らないが、
こちらは尿意との戦い抜きで、
シリーズ化していきたいと望む次第。


posted at 13:11:11 on 08/20/14 by sammartino - Category: 新着

コメントを追加

:

:

コメント

No comments yet

トラックバック