オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

29 August

2012年 8月29日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.エンニオ・モリコーネ 「イン・ラウンジ」
2.WILLY SCHWARZ 「Metamorphoses And Othher Plays Directed by Mary Zimmerman」
3.ORIGINAL SOUNDTRACK 「Night On Earth」
4.V.A. 「マイ・フーリッシュ・アンド・フェイヴァリット・シングス・オブ・イージー・テンポ」
5.こだま和文 「ピストルオペラ サウンドトラック」
6.A GUY CALLED GERALD 「Automanikk」
7.APHEX TWIN 「Richard D. James Album」
8.バティードス 「Olajope」
9.FELIX DA HOUSECAT 「Kittenz And Thee Glitz」
10.フランキー・ナックルズ 「Beyond The Mix」
11.MU 「Afro Finger And Gel」
12.NINA MIRANDA & CHRIS FRANCK PRESENT ZEEP 「Zeep」
13.PAOLO FEDREGHINI AND MARCO BIANCHI 「Several People」
14.ROSALIA DE SOUZA 「Brasil Precisa Balanca」
15.SNOWBOY AND THE LATIN SECTION 「Para Puente」
16.SNOWBOY AND THE LATIN SECTION 「New Beginnings」
17.V.A.(JAY-J & MIGUEL MIGS) 「In The House」
18.V.A. 「Soul Heaven Presents Masters At Work In The House」
19.V.A. 「Routine Jazz Schema」
20.モーチーバ(V.A.) 「バック・トゥ・マイン」
21.UNDERWORLD(V.A.) 「Back To Mine」
22.MICHAEL BROOK 「Cobalt Blue」
23.PHILIP GLASS 「Glassworks」

本日、サントラ及びその他関連の新着&再入荷分を計23枚を、
新着コーナーにアップしました。
また毎週の事ですが、
今週も土曜日と月曜日、
誠に勝手ながら
9月 1日(土)
9月 3日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

何しろ自宅で仕事という、
下手すれば完全引きこもり状態に陥る事必至の現状。
月の売上最低記録を更新しそうな今月等は、
発送にヤマト運輸や郵便局に行かない日も多く、
なるべく日々の食事の買出しだけは土曜、月曜を除く毎日、
外に出ようとは心掛けているものの、
心はすっかり引きこもり。
その上、このうんざりするような暑い毎日。
運動不足もたたり、
母をトイレに担いでいくだけで息が切れる。
春までに溜め込んでいた筋トレの成果で、
まだ身体はそこそこゴツイが、
暑さにかまけて筋トレもサボり、
筋肉は落ちているのに体重は増え、
食べない母に食べさせようと工夫はしても、
中々思い通りにはいかず、
痩せこけたままの母と反比例する自分の体重。
うぅ、何を書いても愚痴になってしまう、
恐るべき経済低迷の悪夢。
毎年、7〜9月は売上は悪いのは、
好調だった数年前でもそうなのだから仕方ないとはいえ、
モチベーションの低下と、
夏嫌いに拍車をかける、
2012年の夏の悪夢はまだ続く。
12:01:37 - sammartino - - TrackBacks

22 August

2012年 8月22日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.ビル・ディール・アンド・ザ・ロンデルズ 「ヴィンテージ・ロック」
2.LITTLE WILLIE G. 「Make Up For The Lost Time」
3.LORD SITAR 「Lord Sitar」
4.NAPOLEON XIV 「The Second Coming」
5.ROKY ERICKSON 「All That May Do My Rhyme」
6.ジュリー・クルーズ 「フローティング・イントゥー・ザ・ナイト」 
7.LAURIE ANDERSON 「Mister Heartbreak」
8.OLIVIA NEWTON-JOHN 「Back To Basics: The Essential Collection 1971-1992」
9.ARTO LINDSAY 「Mundo Civilizado」
10.THE BIRD AND THE BEE 「Ray Guns Are Not Just The Future」
11.DINOSAUR JR. 「In Session」
12.HOLY GHOST! 「Holy Ghost!」
13.THE SLIP 「Angels Come On Time」
14.SONIC YOUTH 「Made In USA」
15.SONIC YOUTH 「Screaming Fields Of Sonic Love」
16.THE LAST SHADOW PUPPETS 「The Age Of The Understatement」
17.BLOC PARTY 「A Weekend In The City」
18.ザ・コーラル 「ナイトフリーク・アンド・ザ・サンズ・オブ・ベッカー」
19.ハイ・ラマズ 「スノーバグ」
20.MIKA 「Life In Cartoon Motion」
21.MOONFLOWERS 「From Whales To Jupiter, And Beyond The Stars To Rainbohemia」
22.ムーンフラワーズ 「ブレインウォッシング・アンド・ハーティスツ・ブルー・ライフ・ストライプス」
23.ROBYN HITCHCOCK 「I Often Dream Of Trains」
24.LAKE TROUT 「Lake Trout」
25.MIKE GORDON 「Inside In」
 
本日、ロック・コーナー関連の新着&再入荷分を計25枚を、
新着コーナーにアップしました。
また毎週の事ですが、
今週も土曜日と月曜日、
誠に勝手ながら
8月25日(土)
8月27日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

母親がデイサービスに通うのが週5日。
土曜日と月曜日がデイが休みで、
月曜日には訪問看護が来るようになり、
母が家に居る日は、
自分も家に居るようにしている。
以前のように歩き回って、
転倒して頭を打つという事は無いものの、
ちょっと食事の用意をしたり、
洗濯物を干したり取り込んだり、
トイレに行ったりして、
同じ部屋から居なくなるだけで、
不安になるのか判らないが、
大声での発声練習が始まってしまうので、
基本的には傍に付いていないといけなく、
そういった訳で土曜と月曜の週2回、
発送をお休みさせて頂いている訳だが、
勿論、その両日も少しは仕事もしているのだが、
矢張り傍に母が居ると、
通常ペースでは仕事は出来ず、
トイレに担ぎ込んだり、
今は暑いのでマメに水分を取らせたりしなくてはならなく、
ほとんど寝たきり状態の母の御用聞きに、
寝転んで要望を聞こうとすると、
そのまま添い寝状態で転寝。
耳元の絶叫で起こされるという、
実際には休んでいる感は無いものの、
実質的には週休2日のような暮らし。
「自営業者のくせに週休2日とは何とも優雅な!」
という皮肉が聞こえてきたのは、
ただの被害妄想なだけかもしれないが、
これだけ定期的に休んでいるのだから、
(実は休みの日の方が疲れるのだけれども)、
まぁ、対外的にはこれ以上休みを取ると、
大阪市長並みの休みの多さですね?
等と本当に皮肉を言われそうなので、
今年は夏休みも取らず、
しっかり週5日営業中。

13:23:37 - sammartino - - TrackBacks

15 August

2012年 8月15日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.ベン・ワット 「ノース・マリン・ドライヴ」
2.エヴリシング・バット・ザ・ガール 「ワールドワイド」
3.エヴリシング・バット・ザ・ガール 「哀しみ色の街」
4.フランク・アンド・ウォルターズ 「ビューティー・ビカムズ・モア・ザン・ライフ」
5.キング・オブ・ルクセンブルグ 「ロイヤル・バスタード」
6.トット・テイラー&ミック・バス 「左ききのための音楽」
7.THE TRASH CAN SINATRAS 「Cake」
8.ブレイク・ベイビーズ 「イアーウィグ」
9.ジュリアナ・ハットフィールド 「ヘイ・ベイブ」
10.ジュリアナ・ハットフィールド 「ベッド」
11.BMXバンディッツ 「ビー・スティングス」
12.THE MOOG COOKBOOK 「Plays The Classic Rock Hits」 
13.ミラクル・ブラー 「トレブルメーカー」
14.マシュー・スウィート 「ガールフレンド」
15.マイク・ヴァイオラ 「ラーチ」
16.THE POOH STICKS 「Multiple Orgasm」
17.THE SNEETCHES 「Obscure Years」
18.THE SOUP DRAGONS 「Hang-Ten!」
19.TEENAGE FANCLUB 「Thirteen」
20.TELEVISION PERSONALITIES 「...And Don't The Kids Just Love It」
21.WEEZER 「Maladroit」
22.チロリアンテープ 「デモンストレイター」
23.CATHY CLARET 「Cathy Claret」
 
本日、ネオアコ、ギター・ポップ、
フレンチ・コーナー関連の新着&再入荷分を計23枚を、
新着コーナーにアップしました。
また毎週の事ですが、
今週も土曜日と月曜日、
誠に勝手ながら
8月18日(土)
8月20日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

ブログのネタが無いなぁと、
以前のブログからリミックスできるのが無いか?
とズルをしようと、
去年の8月くらいから読み返していたら、
かなりの期間が介護日記のようになっていて、
自分で書いたものながら、
改めて読み返してしまい、
母の病状の進行の変化を再確認した昨晩。

ここ数ヶ月、
ブログではあまり介護の事は書いていなかったが、
それというのも、
ここ数ヶ月は以前に比べるとだいぶ落ち着いていて、
とは言っても、
自分で膝を曲げて痛くて絶叫を繰り返したり、
薬や食べ物の吐き出し、
脱糞等は結構あり、
以上のような事をされると、
怒ってはいけないと頭では理解していても、
矢張り感情は抑えきれず、
怒鳴ったり、
はては鼻の頭を指先でピンと弾く等してしまっていたのだが、
先日、母に突然「ピンの人嫌い!」と言われ、
初めはまた意味不明の事言い出したと思っていたが、
どうやら、この鼻の頭を指でピンとする事を言っているのだと判り、
記憶力なんてほとんど無くなっているのに、
矢張り嫌な事をされるのは覚えているのだと知り、
ツイッターでもその日の晩にこの事を記し、
もうしませんと誓った次の日の朝も、
牛乳を吐き出されて思わずやってしまったのだが、
いや、矢張りこれはいけないと思い直し、
吐き出しも絶叫も、
何となく事前に想定できるようになってきた事もあり、
漸く感情の制御も何とか可能になり、
穏やかに接する事が再びできるようになってきた。
口が回らなくなって、
言葉が正しく発せられず、
「ここここここ」とか「ばばばばば」となったり、
「ぎゃ〜」とか「う〜」とかの呻きや、
「お姉さん」や「お兄さん」とかの呼び掛け、
「お母さ〜ん」と亡き祖母を探したり、
「これはここ」等の単発の独りごとはあるものの、
以前のように独り芝居状態の長い独りごとはほぼ無くなり、
更に以前のような逆鱗状態に陥る事は無くなったので、
その点に関しては、
中々良くなったのではないか?
と思うが、
兎に角食が細くなり、
痩せこけてしまい、
先日デイで計った時には32キロまで落ちていたと知り、
それで元気が無くなっているのではなかろうか?
という不安も共存する、
ここ数ヶ月。
16:25:23 - sammartino - - TrackBacks

08 August

2012年 8月8日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.クリス・レア 「オン・ザ・ビーチ」
2.FREEDY JOHNSTON 「This Perfect World」
3.FREEDY JOHNSTON 「Never Home」
4.ジェイムス・テイラー 「イン・ザ・ポケット」
5.JAMES TAYLOR 「Never Die Young」
6.JIM WHITE 「No Such Place」
7.V.A. 「I'm Your Fan・ the songs of Leonard Cohen by...」
8.MICHAEL FRANKS 「Barefoot On The Beach」
9.RON SEXSMITH 「Retriever」
10.トム・ウェイツ 「クロージング・タイム」
11.ヴァレリー・カーター 「ザ・ウェイ・イット・イズ」
12.ROBBIE ROBERTSON 「Contact From The Underworld Of Redboy」
13.デービッド・ラルストン 「ネイル・イット・ダウン」
14.ドクター・ジョン 「タンゴ・パレス」
15.ジミー・ヴォーン 「ドゥ・ユー・ゲット・ザ・ブルーズ?」
16.パパ・チャビー 「ヒット・ザ・ハイ・ハード・ワン〜パパ・チャビー・ライヴ」
17.GARY STEWART 「Gary's Greatest」
18.V.A. 「Come Together/America Salutes The Beatles」
19.RICHIE HAVENS 「Sings Beatles And Dylan」
20.ALTAN 「Runaway Sunday」
21.THE POGUES 「Red Roses For Me」
22.シャロン・シャノン&フレンズ 「ダイアモンド・マウンテン・セッションズ」
 
本日、シンガー・ソングライター、アメリカン・ルーツ・ロック、
パブ・ロック・コーナー関連の新着&再入荷分を計22枚を、
新着コーナーにアップしました。
また毎週の事ですが、
今週も土曜日と月曜日、
誠に勝手ながら
8月11日(土)
8月13日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

自宅で仕事をするようになって、
ふた月目に入り、
さぞ仕事が捗るだろうと思ったら、
とんだ邪魔が入ってきた。
そう、オリンピックである。
とはいっても好きな競技は限られているので、
それ程時間は取られないのだが、
自分が好きなサッカー、
あとバレーボール女子、卓球女子と、
何故かこちらは女子ばかりなのが、
何か下心を感じさせるが、
この2競技もオリンピックに限らず、
テレビでやっているとつい見てしまう競技で、
いずれも好調に勝ち進んだせいで、
いつになくオリンピックを見る時間が長い。
とはいえ、バレーや卓球の場合は、
仕事をサボッてまで見る程では無いのだけど、
サッカーの代表戦となると、
それもオリンピックの準決勝なんて、
古くからのサッカー好きとしては、
夢の夢のような舞台での試合となると話しは別。
何度も本ブログで書いているように、
テレビを見る環境が居間しかなく、
居間で母が寝起きをするようになったので、
基本夜10時以降のテレビは見られない。
昨日も女子バレーの試合が佳境に入ったところで就寝時間となり、
思わずラジオで続きを聞いてしまったのだが、
サッカーはここのところ男子女子も深夜の試合開始で、
夜の観戦は初めから断念。
ラジオという手も考えたが、
運の良い事に朝の9時頃からテレビの再放送がある。
母をデイサービスに送り出して2時間、
ちょいと仕事の開始を遅らせて、
テレビで試合観戦というのが続いた昨日今日。
朝はラジオやテレビのニュース番組を流しておくのも止めて、
勿論ネット接続等厳禁と、
情報をシャットアウトして試合に挑む。
自宅で仕事をするようになったのを良い事に、
甘い罠に見事にハマってしまった訳だが、
日本代表が強くなったのが悪いのか?
自分の意思が弱いのが悪いのか?
勿論、後者に決まっているが、
4年に一度の祭典。
誰にとも無くご容赦を乞う。
16:00:02 - sammartino - - TrackBacks

01 August

2012年 8月1日新着CD&発送お休みのお知らせ

1.DUKE ELLINGTON 「Ken Burns Jazz」
2.AHMAD JAMAL 「Ahmad's Blues」
3.DAVE BRUBECK QUARTET 「The Great Concerts」
4.ジョン&ミリヤナ・ルイス 「ゴールドベルグ・ヴァリエーション パート2(J.S.バッハ:ゴールドベルグ・ヴァリエーションによる)」
5.CECIL TAYLOR 「Jazz Advance」
6.JOHN LURIE 「Fishing With John」
7.ROY NATHANSON & ANTHONY COLEMAN 「The Coming Great Millenium...」
8.ANTONIO HART 「Here I Stand」
9.ブランフォード・マルサリス 「エターナル」
10.JOSHUA REDMAN QUARTET 「Passage Of Time」
11.JOSHUA REDMAN ELASTIC BAND 「Momentum」
12.LEON PARKER 「Above & Below」
13.MARC JOHNSON 「The Sound Of Summer Running」
14.STEVE COLEMAN AND FIVE ELEMENTS 「Def Trance Beat(Modalities Of Rhythm)」
15.V.A. 「ザ・ギタリスト/プレイズ・ビートルズ」
16.チャック・ローブ 「ニューヨーク25時」
17.DAVID SANBORN 「Close Up」
18.ジミ・タンネル 「トライラテラル・コミッション」
19.LONNIE LISTON SMITH 「Introducing Lonnie Liston Smith」
20.ESTHER PHILLIPS 「What A Diff'rence A Day Makes」 
21.ルー・ロウルズ 「ポートレイト・オブ・ザ・ブルース」
22.NEW YORK VOICES 「What's Inside」

本日、ジャズ/フュージョン関連の新着&再入荷分を計22枚を、
新着コーナーにアップしました。
また誠に勝手ながら
8月 4日(土)
8月 6日(月)の両日、
全ての発送をお休みさせて頂きます。
相変わらずご不便をおかけして申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

当店のツイッターをフォローして頂いているお客様や、
フォローはしていないけど御覧頂いている方には、
本ブログとは異なり、
結構ツイッター上では政治や社会の事等に、
苛々と憤っている店主の嘆きをお読み頂いた事もあると思う。
ここ長らく大阪の橋下市長が文楽の補助金カットについて、
また文楽の中身に関してまでも余計なお世話な発言を繰り返しているのも、
ツイッターをチェックされている方の中には、
ご存知の方も多い事だろう。
自分も一連の発言に憤り、
市長を揶揄するツイート等を続けている訳だが、
本日は、いつものように熱くならずに、
ちょっと冷静に考察してみたツイートをお昼に連投してみたので、
折角の長文となったので若干リミックスして、
連投ツイートを以下に転載しようと思う。
今回は平易さを大事にしたので、
ツイートのまま、
ですます調のまま転載致します。

橋下激情を考えるにあたって、
小泉劇場の総括というか、
小泉改革後に浮き彫りになった問題は、
改めて思い返してみても良いと思いますが、
今回は争点がずれるので置いておきます。
何かと橋下市長、維新の会と似たところのある小泉ブーム時に、
同政権が主な支持基盤として想定した概念に、
B層というものがある事をご存知でしょうか?
自分なりに要約すると、
政治や社会問題等への意識があまり高く無く、
イメージや印象操作に乗り易い人達をB層と規定し、
この層を支持層と想定しているのは小泉政権も、
橋下市長及び維新の会も同じではないかと思います。
「若くて決断力がありそう」
「意見をはっきり言う」等の、
肝心の政策内容までには踏み込まない談話を、
小泉、橋下両氏を支持する意見として、
テレビのニュース等で聞いた事があるのではないでしょうか?
また橋下市長の場合はこれらのB層とは異なり、
今回の場合だと
「文楽とかクラシックって気取ってる」とか
「客も入らないのに税金で補助されてる」等と感じるような、
現状に対して意見や不満がある層も、
同時に捕り込もうとしているように思われます。
この層は基本的に短絡的にものを考えがちなタイプ、
中には論理的な人もいるのでしょうが、
どちらかというと自分の考えに固執する、
想像力があまり働かないタイプが多いかなと、
あくまで個人的な印象ですが思っています。
このような層を自分の支持層と想定しているので、
今回のように文楽に対してのお門違いの批評
(天下りの点等、部分的には正論も含んでいます)をしつこく繰り返し、
文楽擁護派を怒らせるのは、吝かで無いのでしょう。
何しろ、文楽を擁護するような(橋下市長の言うところの)自称インテリは、
彼を支持する層とは想定されておらず、
何なら自分の支持層と敵対させても良いくらいに考えているようにも感じます。
ですから、橋下市長の文楽攻撃に熱くなって反論したところで、
それは橋下市長にとっては思う壺で、
橋下市長のロジックを真似しがちの彼の支持者にとっても、
またインテリぶった奴等が論点ずらして気取った事言ってる等と
思うだけなのではないでしょうか?
だからといって文楽擁護派が黙ってしまうのも問題なので、
黙らずに声を上げて欲しいですし、
特にツイッターやネットをやらない人達にも、
こういう事があるという事を、
是非とも話して欲しいと思います。
自分のように文楽を嗜まない、
造詣も深くない人間が、
今回の橋下市長の一連の文楽攻撃に反発するのは、
彼があらゆるところに持ち出す市場の原理、
収益性の高さを重視し過ぎる考えに同意できないからです。
文楽擁護派も、
あまりの橋下市長のしつこさと傲慢な物言い、
詳しい方にとっては頓珍漢な批評に呆れ、
「文化音痴」と小馬鹿にしてしまいがちですが、
上記のような自分の支持層の選別等、
中々強かに計算しているのは間違いないと思います。
ですので、
支持層の選別、分断を計る事を、
橋下市長は想定して呟いているという考えもある事を、
頭の片隅に入れて文楽を擁護し続けて欲しいと思います。
そして文楽に興味が無く、
補助なんてしなくていいと漠然と思っている方々も、
橋下市長のような文楽への物言いが、
自分の興味のある分野に対して吐かれた場合、
自分がどう感じるかを想像してみて欲しいものです。
それがどれだけ失礼で、侮辱に感ずるかを、
ジョン・レノンでは無いですが「想像(imagine)」して欲しいのです。
長々と偉そうに書いてきましたが、
自分もすぐ熱くなって、
橋ポトC調(ポトはポル・ポトのポト)等と揶揄したツイートをしてしまいがちなのですが...。
そんな時は思う壺にはまってやったと、
開き直って精神衛生を保つのも良し、
時に熱く、時に冷静に、
思考を柔軟にしていければと、
自戒を込めて、
長々と失礼致しました。
14:07:22 - sammartino - - TrackBacks