1.AFU-RA 「Life Force Radio」
2.AZ 「Memphis Sessions: The Remixtape」
3.FLATLINERS 「U.S.A.」
4.FU-SCHNICKENS 「Nervous Break Down」
5.LL COOL J 「10」
6.TRACEY LEE 「Many Facez」
7.WU-TANG CLAN 「Wu-Tang Forever」
8.V.A. 「Ghost Dog: The Way Of The Samurai The Album」
9.KILLAH PRIEST 「Heavy Mental」
10.ドミノ 「DOMINO」
11.DR. DRE 「2001」
12.V.A. 「We're All In The Same Gang」
13.Uzi 「言霊」
14.V.A. 「Onky For The Mindstrong」
15.ライムスター 「ウワサの伴奏〜AND THE BAND PLAYED ON〜」
16.V.A.(MACCHO & DJ TOMO) 「FEATURING, REMIX AND PRODUCE WORKS」
以上、本日の追加分です。
ラジオを聴く習慣が無くなって久しい。
それこそAMラジオに到っては、
いつから聴いていないか判らないくらいに、
長きにわたって聴いていなかったが、
今月2日のエントリーでご紹介した、
本日入荷の中の一枚であるライムスターの、
ラッパーの宇多丸氏が、
パーソナリティを務めるラジオ番組
『
宇多丸のウィークエンドシャッフル』(略してタマフル)を、
ここ二週ほど続けて毎週土曜日に聴いており、
またラジオを聴く習慣がつきそうな気配である。
ラジオ局は、
奇しくも前回エントリーで、
亀田絡みで文句を書いたばかりのTBSだが、
2日のエントリーでもご紹介した回のように、
さすがにラジオはテレビとは別物なのか?
かなり自由度が高いようで、
歯に衣着せぬ物言いが面白く、
ダメ映画の罵倒を楽しみに聴き始めたが、
サイコロを振って出た目に割り当てられた映画を見に行くという
「ザ・シネマ・ハスラー」という番組内の一コーナーなので、
当然オススメの映画の場合の回もある訳で、
最近の映画事情にも疎かったので、
キレ芸を楽しむばかりでなく、
オススメの映画の紹介としても重宝している
(他のコーナーも面白い)。
ジャパニーズ・ヒップホップが、
アンダーグラウンドで盛り上がり始めた90年代中盤から後半、
超の付く零細商店だったリアル店舗時代、
かなり早い時期から、
日本語ヒップホップ・ファンのお客様方が常連としていらっしゃり、
そんな方々との会話の中から、
日本語ヒップホップ勢を聴くようになり、
中でも一番のお気に入りはライムスターだった。
アナログで入荷した「耳ヲ貸スベキ」は即売り切れてしまったし、
99年のアルバム『リスペクト』はアナログ、CDを併せると、
当店としては驚くほどのの売上だったし、
個人的にも間違いなく、
この年一番聴いたアルバムは、
この『リスペクト』であった。
その後、彼等の弟分にあたるリップスライムや、
キック・ザ・カン・クルー(KREVA)等がメジャーな成功を収めたものの、
ライムスターだけが、
それほどスポットライトが当たっていないという事に、
内心歯がゆい思いをしていた訳であるが、
若干薄口な前述の弟分達と比べると、
高学歴ながら、よりストリートに近い連中からも逆学歴差別される事なく、
一目置かれるタフさ、知性(及び痴性)、
そして何より“キング・オブ・ステージ”と呼ばれるライヴの完成度等、
コアな層にもアピールする力が大きい分、
逆にポップ・チャート上で成功するには、
まだまだ多くのリスナーの、
ヒップホップIQ(宇多丸こと佐々木士郎名義での『FRONT』誌での文章より)が低いせいか、
チャート上では一歩も二歩も引き離されてはいるが、
こうして別の形ながらご活躍中の宇多丸氏に再会し、
個人的には非常に嬉しい限りで、
一時期リリースされるCDがコピーコントロールCDだったため、
ライムスターのCDの購入が途絶えてしまっているが、
また個人的にも購入し始めようと思っている次第。