オンライン中古CDショップ サンマルチノ 日記
新着案内ついでに日記

01 May

5月1日新着CD & EN VOGUE 「Give It Up, Turn It Loose」映像

1.チャンピオン・ジャック・デュプリー・ウィズ・エリック・クラプトン 「フロム・ニュー・オーリンズ・トゥ・シカゴ」
2.THE KINSEY REPORT 「Edge Of The City」
3.LITTLE MILTON 「Think Of Me」
4.ANGIE STONE 「Stone Love」
5.シーシー・ワイナンズ 「エヴァーラスティング・ラヴ」
6.MARY J. BLIGE 「Love & Life」
7.ME'SHELL NDEGEOCELLO 「Plantation Lullabies」 
8.マイア 「ムードリング」
9.SANDRA ST.VICTOR 「Mack Diva Saves The World」
10.シャニース 「21 ウェイズ・トゥ・グロウ」
11.DEBARGE 「Greatest Hits」
12.アン・ヴォーグ 「ファンキー・ディヴァス」
13.FULL FORCE 「Sugar On Top」
14.JADE 「Jade To The Max」
15.JODECI 「ダイアリー・オブ・ア・マッド・バンド」
16.LO-KEY? 「Where Dey At?」 
17.702 「702」
18.SILK 「Lose Control」
19.SWV 「イッツ・アバウト・タイム〜ニュー・エディション」
20.LUCY PEARL 「Lucy Pearl」
21.トータル 「キーマ、キーシャ&パム」

以上、本日の追加分です。

90年代以降のR&Bの中古CDの相場ときたら、
何故に、これほど価格破壊がされているのだろう?
Amazonマーケットプレイスでの本日入荷の、
シャニース、1994年の通算3作目
「21 ウェイズ・トゥ・グロウ」にいたっては、
1円なんて、ふざけた値段が付いている。
自分くらいの年齢になってくると、
1994年というと、
ついこの間のように感じてしまうが、
それでも既に14年も前の事である。
確かに中古盤屋にとって、
大ヒット・アルバムは鬼門であり、
リリース直後ならいざ知らず、
数年後の大ヒット・アルバムほど値崩れしてしまうのは道理である。
とはいえ、いくら売れたとはいっても、
既に14年もの年月が流れているのに、
1円(プラス送料340円という事だが)!!
毎度書いている事で、
毎回本欄をお読み頂いているご奇特な方々からすると、
また書いているよ、と呆れられるかもしれないが、
アーティストや作品に対して愛があるの?
等とまたしても青臭い事を思ってしまうのであった。

いつも思う事だが、大ヒットするアルバムというのは、
所謂、浮動票を大量に獲得した泡沫候補のような、
その時々の時代の空気等に流されて買ってしまった、
という大量の浮動票の積み重ねであって、
時が過ぎれば要らなくなって、
中古盤屋等に出回るという流れは良く理解できる。
例えばJポップと呼ばれるジャンルの多くのヒット・アルバム等は、
それこそ1円でも要らない、
店としてもお代を頂戴しても引き取りたくないというモノが多々ある。
しかしながら安CDの中にも時代を越えて、
輝き続ける作品や曲がある訳で、
自分としても他所(Amazonマーケットプレイスという事だが)で、
1円やら100円やら(あくまでプラス送料340円という事だが)の、
値段が付いているものは、
中々積極的には仕入れられないものの、
本日の新着ではそんな安いR&B系を中心に、
他所よりは高い値段ながら、
それでも抑え目の値段で頑張ってみたので、
興味のそそられるものがあったら、
手にとって(ヴァーチャルな空間では相応しくない慣用句であるが)頂きたいものである。

昨日の時点では、
プロモーション・ビデオがアップされていたのだが、
今調べてみたら無くなっていたので、
本日はアン・ヴォーグ「ギヴ・イット・アップ、ターン・イット・ルース」のライヴ映像をご紹介。
明らかに客席からの隠し撮りで、映像も音も悪いながら、
オリジナルの4人(ドーン・ロビンソン、テリー・エリス、シンディ・ヘロン、マキシーン・ジョーンズ)時代の映像。
本日入荷のアン・ヴォーグの92年のセカンド「ファンキー・ディヴァス」は、
個人的にもリアル・タイムで購入し、
未だに愛聴盤というよりかは、
それほどたくさん聴いているとは言えないものの、
個人的には90年代以降のR&Bの歴代1位に推したい名作。
コメントにも書いたように、
アルバムとしての流れがお見事で、
本日ご紹介のこの必殺の一曲があるというのに、
他が霞むような事も無く、
アルバムを通して聴きたくなってしまう極上の一枚で、
その中でも燦然と輝く永遠の名曲がこちら。




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