１．BEANIE SIGEL 「The Reason」
２．BOOGIE DOWN PRODUCTIONS 「Edutainment」
３．KRSワン　「アイ･ガット･ネクスト」
４．EPMD 「Back In Business」
５．ERICK SERMON 「Double Or Nothing」
６．GRAND PUBA 「Understand This.」
７．L.L.クールJ　「The G.O.A.T.」
８．MEMPHIS BLEEK 「The Understanding」
９．V.A. 「The RZA Hits」
１０．KILLARMY 「Silent Weapons For Quiet Wars」
１１．DOGGYS ANGELS 「Pleezbaleevit!」
１２．UGLY DUCKLING 「Fresh Mode」　
１３．ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ　「ブロック・パーティー」
１４．ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK 「Juice」　
１５．V.A.(TRACKED DOWN BY DJ MURO)　「Follow The Foot Steps Of Tommy Boy」
１６．S-WORD　「One Piece」

以上、本日の追加分です。
実に久々に先月の燻りを吹き飛ばすかのように、
Amazonのご注文がどかっと来て、
更新時間がすっかり遅くなってしまいました。
枚数も少ないし．．．。
あぁ、代表の試合が始まってる．．．。

さて、爆発寸前で燻っている連載ですが、
本日は第１２回　「いよいよ爆発？」の巻。

「何やってんだ！」
と部長がいきなりの一喝。
「いや、ちょっとお客さんに頼まれごとで、
他にお客さんもいないようなんで．．．。」
と、一応過剰なサービスである事は判っているので、
こちらも語尾がはっきりしない物言いになってしまうと、
部長はお客さんの前だというのに加熱するばかり。
「そんな事していい訳ないだろう！」
ちょっとお客さんがいるんだからさぁ、
せめて小言は後で聞くから熱くなるなよ。
あんた、営業マンと話してたんじゃなかったの？
こっちのやりとり、盗み聞きしてたのかよ、
嫌らしい野郎だな、
さり気なく受け流した後で注意すればいいのに、
と心の中で思っていると、
「この人は好意でやってくれようというのにお前は何だ！
俺だって他に客がいないから、
無理いってお願いしたんじゃねえか、馬鹿野郎！！」
と、突然のこの成り行きにお客さんも激怒し始めるも、
「駄目なものは駄目です。」
と頑として受け付けない部長。
「お客さん、そんな訳で大変申し訳ございません。
CD開封してしまいましたけど、ここは一つご容赦下さい。」
兎に角、ここはこのお客さんの怒りを治めなくてはと思い謝るが、
「いいよ、君は悪くないよ。おい、お前、俺が出て行った後、
そのお兄ちゃん、怒るなよ！」
とお客さんは怒りつつも、
店員であるまだお兄ちゃんと呼ばれるくらいの、
２０代後半だった自分を気使い、
部長に捨て台詞を残して出て行ったのであった。
「大橋君、ちょっと裏に来て。」
激怒状態の部長と、
あまりの融通の利かなさと、
事を荒立てて大きくしてしまった間抜けな部長の対応に、
完全に立腹した自分は、
決闘の場、店舗裏へと向うのであった。（続く）