1.DAVE SAMUELS PRESENTS A CAL TJADER TRIBUTE 「Tjader-ized」
2.DAVID BENOIT 「Shaken Not Stirred」
3.DAVID SANBORN 「A Change Of Heart」
4.EVAN LURIE 「Selling Water By The Side Of The River」
5.ハイラム・ブロック 「レイト・ナイト・トーク」
6.LESETTE WILSON 「Unmasked」
7.MICHEL BISCEGLIA 「About Stories featuring Randy Brecker & Bob Mintzer」
8.V.A. 「Happy Anniversary, Charlie Brown!」
9.DIANNE REEVES 「Bridges」
10.ヘレン・メリル 「ヘレン・メリル」
11.LEE WILEY 「Music Of Manhattan, 1951」
12.V.A. 「I Get A Kick Out Of You 〜The Cole Porter Songbook Volume ?〜」
以上、本日の追加分です。
自分のようにあまりジャンルに拘らず音楽を聴くものにとって、気候によって聴く音楽を選ぶ事がある。最近はめっきり寒くなってしまったが、寒くなると聴きたくなる音楽が、ジャズ・ヴォーカルものとビッグ・バンド・ジャズである。ジャズ・ヴォーカルものも全てという訳ではなく、例えば本日の追加分でいうと、9〜12がジャズ・ヴォーカルものだが9のDIANNE REEVESだとちょっと寒い時期用という感じはしない。11と12はまさに寒い時期用といった感じで、そんな家には暮らした事はないのだがこれらの音楽を聴くと暖炉のある部屋が頭の中に浮かぶ。店主曰く、暖炉ミュージックと勝手に呼んでいるのだが、ジャズ・ヴォーカルものやビッグ・バンド・ジャズの多くにこの効果があるため、寒い時期にはつい聴く回数が多くなってしまうのである。
■本日のオススメ■
本作は暖炉効果がある曲もあるが、インスト等も入ったコンセプチュアルなアルバムで、心地良い緊張感がアルバムを通して貫かれているので、暖炉効果を求めて聴くアルバムというよりも、しっかり集中して聴きたいアルバムになっている。それにしても国内盤の邦題が、ただ「ヘレン・メリル」というのは手抜き過ぎ。「イェレーナ・アナ・ミルツェティッツa.k.a.ヘレン・メリル」と邦題にすると長いが、もうちょっと何か考えて欲しかった。